ブログ移転しました!→ 知財部員を辞めた人のブログ < http://ume-patent.com >
社会人7年目の知財担当者がつづるブログです!2012年に大手メーカーの知財部からIT系企業の法務部に転職。知財担当者の日常や知財実務、書評、キャリアプラン等が主なネタ。
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UME(管理人)
某IT系企業の知財担当者。
社会人7年目(2013年現在)。
学生時代に一念発起して、弁理士の勉強を開始し、翌年、見事合格!
さらに翌年、大手電気メーカーの知財部に就職し、特許権利化を約5年間担当。
2012年、新天地を目指して、IT系企業の法務部に転職!
このブログを通して、知財部員の生き様が垣間見えれば幸いです。
ご意見、ご感想、相互リンクの申し出などお気軽にご連絡下さい!
(なお、確認するまで時間がかかるおそれがあるので、直にブログにコメントして頂いた方が確実です。)
e-mail:tizaibunositappa■yahoo.co.jp
(■に@を入れて下さい)
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某IT系企業の知財担当者。
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2012/08/26 (Sun)
転職して今務めてる会社に移ってから、早3ヶ月ちょっとが立ちました。
ようやく試用期間が終了したということで、ひとまずホッとしております。
やはり3ヶ月も経つとだいぶ会社に慣れたというか、すでにずっと前から今の会社で働いているみたいな気分になっています(笑)
前職は典型的な大企業であったのに対し、今務めてる会社は新興のIT企業ということで、やはり両者にはかなりの差があるということを体験しています。
そこで、今回は、その違いを主に会社の状況や人員構成などの観点から書いてみたいと思います。
■会社概要
私が前職で務めていた会社は、典型的な日本の大手電機メーカーであり、戦前に創業され、日本企業の中でも比較的早い段階から世界展開していました。
また、近年の不況で苦しい状況の会社が多い中、今のところかなり調子の良い会社だと思います。
一方で、新規事業の創出があまり進んでおらず、(アナログからデジタルでの移行があったにしろ)数十年にわたって特定の製品が主力の事業であり続けています。
一方で、現在私が務めている会社は、創業から10年程度しか経っていない新興のIT企業です。
ここ数年で、かなり業績を伸ばしており、事業拡張ためにどんどん人を雇っています。
また、ここ数年で、急速に海外進出を推し進めている状態です。
業績は上向きですが、移り変わりが激しい業界の性質上、将来の状況は未知数というかんじです。
■年齢構成
正確なデータがあるわけではありませんが、私の感覚では以下のようなかんじになっています。
前の会社だと、20代から50代まで、ほぼバランス良く分布しており、再雇用などで60代の方も結構いらっしゃいます。
役員以上は、ほぼ60代の方々で占められており、会長=長老という状態になっております。
まあ、典型的な日本企業の年齢構成だと思います。
一方、今務めてる会社ですと、20代後半から30代に年齢分布が偏っており、40代以上の割合が極端に低いです。
社長含め、役員はほとんどが40歳前後です。
50代以上になると、たぶん、社外の取締役くらいしかいないんじゃないかと思います。
やはり、印象としてかなり若い方が多いです。
■社員の気質
前職は、大企業なのでそんなにくせのある人はいないだろうと思いきや、今思えば結構色んな種類の人がいたなぁと思います。
特にお年寄りの方々は、個性的な方が多かったような・・・。
こういう人でも何十年も会社勤めができるのかと、ある意味大企業の懐の深さを感じましたね(笑)
一方で今務めている会社の方ですが、IT企業なのでギラギラした人が多いという先入観がありましたが、意外とそんなことはなかったです。
逆に、落ち着いてて論理的というパーソナリティーの方が非常に多く、社員の気質としてはかなり均質性の高いように感じます。
ただ、開発にいるプログラマーの方だと、ある種の典型的なIT業界人のような人(天才肌且つ奔放なかんじ)もそれなりに見受けられますね。
■ダイバーシティ(多様性)
外国人の割合や女性の方の働きぶりの違いはといった観点から。
前職の会社はグローバル展開をしていますが、海外子会社には、ほとんど研究開発機能が無く、基本的に製造・販売拠点という位置付けです。
そのため、日本から海外出向される方はいても、その逆はあまりないです。
また、日本で外国人の方を雇うということもあまりなく、結果として、日本のオフィスではほぼ9割9分が日本人で占められています。
女性社員についてですが、過去はいざ知らずですが、現在は正社員の間では男女で仕事内容が違うということはありません。
産休を取って出産後に会社に復帰される女性の方も多いです。
ただ、管理職への女性の登用はまだ少ないのが現状です。
一方、現職の会社の方ですと、かなりグローバル化が進んでいるという印象を受けます。
(少なくとも日本企業の中では)
海外進出を始めたのは近年にもかかわらず、意外と外国人の方も多くおり、アメリカ、カナダ、中国、韓国、マレーシア、インド、パキスタンなど様々な国籍の方がいらっしゃいます。
感覚的には、本社の社員の1割ちかくは外国の方なのかなと。
海外オフィスとはかなり密に連携して仕事を進めており、海外オフィスから頻繁に人が来たり、海外との電話やテレビ会議もしょっちゅう行われています。
また、女性の方の管理職への登用も盛んであり、女性の方がプロジェクトを率いてバリバリ仕事をされているのをよく見かけます。
というわけで、以上、前職と現職とで主に会社の組織面での違いについて色々書いてみました。
まあ、この違いが日本大企業と新興IT企業の違いにまで一般化できるかというと、正直微妙な気がしますが・・・。
この企画、少し引っ張って、次回はより仕事面にフォーカスして違いを書いてみようと思います。
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