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ブログ移転しました!→ 知財部員を辞めた人のブログ < http://ume-patent.com > 社会人7年目の知財担当者がつづるブログです!2012年に大手メーカーの知財部からIT系企業の法務部に転職。知財担当者の日常や知財実務、書評、キャリアプラン等が主なネタ。
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プロフィール
c302f6a6.jpg UME(管理人)

某IT系企業の知財担当者。
社会人7年目(2013年現在)。
学生時代に一念発起して、弁理士の勉強を開始し、翌年、見事合格!
さらに翌年、大手電気メーカーの知財部に就職し、特許権利化を約5年間担当。
2012年、新天地を目指して、IT系企業の法務部に転職!
このブログを通して、知財部員の生き様が垣間見えれば幸いです。

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2013/11/07 (Thu)
知的財産教育協会(知的財産管理技能検定を運営している社団法人です)が発行しているIPマネジメントレビューという雑誌、最近知りました。

IPマネジメントレビュー 10号

2013年9月号が「ゲームと知的財産」 という特集を組んでおり、これにひかれて初購入。

ゲーム業界に関係の深い実務家のコメントが多く載っていてなかなか興味深かったです。

自分的に興味を惹かれた点は以下の様です。

・オンラインゲームで、ファンがゲームサーバを丸ごとコピーしたという事例があった。無償でやっていたので、どういう対応をするべきか難しかった。
→ゲーム業界だとこんなことまで起こるのかと。。

・ゲームファンが、クラウドファンディングによって大規模に資金を募り二次創作を行うという事例が出てきている。
→クラウドファンディングというやり方で、実際にお金が集まってしまうところが興味深かった。無断で二次創作を行うという点では、通常の同人作品と同じだが、おおっぴらに且つ大規模に金を集めているのが企業的には見過ごせないポイント。通常の二次創作の処分との切り分けが難しそう。

・釣りゲーム事件の判決によって、ゲーム性(ゲームの仕組みやシステム)を著作権で保護することは難しいということが明らかになった。これによって今後は特許によってゲーム性を保護していく傾向になるのでは?実際、セガがレベルファイブの「イナズマイレブン」を特許侵害で訴える事件が起きている。

・「米国のビデオゲームに関する知的財産訴訟の動向」は、米国におけるゲーム業界の訴訟事件がコンパクトにまとまっており、参考になった。LodsysはAppleのアプリ内課金の機能についてアプリディベロッパーに警告を行った。これにより、ディベロッパーがappstoreからアプリを引き上げる事態に。
→特許の権利行使の相手として、あえてディベロッパーを選んだのが興味深い。プラットフォーマーに対する対応としてこういうやり方があるのかと思った。

IPマネジメントレビューは今月号しか見たことがないので何とも言えませんが、結構ビジネスよりの記事が多くて、企業の知財担当者向けだなぁと思いました。

個人的には法律よりの話よりも興味があるところです。

これを機に定期的に読んで見てもいいかなと思った次第。

IPマネジメントレビュー 10号
知的財産教育協会
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無題
umeさんも同じような状況にいれば、結果的には、同じ事を考えるのではないでしょうか。
そういう意味で、事例を見て、自分の業務にどう適応すべきかを当然考えますようね。
そうすると、中々適応できるケースが少ないので、知識だけが増えそうです。
aloha 2013/11/09(Sat)10:04:18 編集
無題
alohaさん

ゲーム業界というのは、自分がいるIT業界と近しい部分があるので、色々と考えさせられます。
たしかに事例を業務に適用出来るケースは少ないですけどね。。
UME 2013/11/15(Fri)23:49:38 編集
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