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ブログ移転しました!→ 知財部員を辞めた人のブログ < http://ume-patent.com > 社会人7年目の知財担当者がつづるブログです!2012年に大手メーカーの知財部からIT系企業の法務部に転職。知財担当者の日常や知財実務、書評、キャリアプラン等が主なネタ。
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プロフィール
c302f6a6.jpg UME(管理人)

某IT系企業の知財担当者。
社会人7年目(2013年現在)。
学生時代に一念発起して、弁理士の勉強を開始し、翌年、見事合格!
さらに翌年、大手電気メーカーの知財部に就職し、特許権利化を約5年間担当。
2012年、新天地を目指して、IT系企業の法務部に転職!
このブログを通して、知財部員の生き様が垣間見えれば幸いです。

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(なお、確認するまで時間がかかるおそれがあるので、直にブログにコメントして頂いた方が確実です。)
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2008/08/30 (Sat)
最近、ようやく知財部員っぽい仕事をするようになりました。

発明者と面談したり、明細書の案文練ったり、発明を練るための開発との会議に参加したりしています。
形だけは一人前の知財部員です!

といっても、ほとんど(全部?)の仕事は先輩におんぶに抱っこの状態なんですが・・・。


入社して1年と半年弱経つというのにこの有様ですよ。
入社してから1年間は研修やら何やらでほとんどまともに仕事してませんでしたからねぇ。
今年度に入ってからも、明細書についての発表やらその準備やらで大した仕事はしてないし。
ようやくまともなことをやるようになったのが、今月の始めというわけです。

正直、入社直後からバリバリ仕事するのに比べて、とんでもなく回り道をしているような気もしますが、きっとこの体験が役に立つ日もくるでしょう!
(来ないような気もしますが)
ここからしっかりと業務をこなしていかないと!

というわけで、来月からもがんばっていきたいと思います。
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2008/08/23 (Sat)
昨日は本社まで出張してました!

私の会社では、社内弁理士で構成されるクラブのようなものがあります。
その活動の中に、数人の部員で判例を研究して、他の知財部員にフィードバックするという活動があり、私はそのメンバーに加わることになったのです。
で、昨日は第一回目の話し合いがありました。

この話し合いでは、今後の活動の方針や、自分が担当している分野の審査上がどのように行われているかについて意見交換をしました。

この活動は、いい刺激になるし、勉強にもなるんでがんばりたいですね!
それと、これを名目にいっぱい出張できるので非常に楽しみです(笑
2008/08/08 (Fri)
今週から新しい分野の案件を担当してます。
実は、先輩が諸事情で異動になってしまったため、空いた穴を私が埋めることになったのです。

今の部署に配属されて以来取り組んできた(といっても3ヶ月ですが)分野を離れて、未知の分野へ・・・。
何が困るって、技術がさっぱりわからないってことです。
基本的な技術や開発の流れとかを一から勉強しなければなりません。

で、昨日は明細書を書くために発明者と面談をしたんですが、発明提案書に書かれていないバックグラウンドがあって、実はそれが発明にすごく影響してるということが発覚しました。
やっぱ、こういうことは前提として知ってなきゃダメなんですよねぇ・・・。
横に先輩がいなかったら、気付けたかどうかすらも怪しいです。
ハァ、前途多難だ・・・。


ま、そんなことは置いといて。

今日から夏休みです!
ホントは明日からですが、有給くっ付けました(笑
とりあえず、実家帰って遊びまくりたいと思います!
2008/07/30 (Wed)

明細書についてのプレゼン、無事終わりました。
あー、この一仕事終えた後の開放感がたまらない(笑

発表自体は練習した甲斐あってそれなりにできたんですが、質疑応答で執拗な突込みが入って苦しい場面がありました。 

今回私が発表した発明は、
①ある物Aを得る製造工程で、処理Bを行った
②すると、物Aに新たな効果Cがあらわれた
③物Aを調べると、化合物Dが生成していた
というものです。

これに対して、化合物Dを含有する物Aをクレームにし、発明の効果をCとしました。
そして、明細書中で、処理Bを行うことで物A中に化合物Dができ、それによって効果Cが得られると記載しました。

このことについて発表すると、お偉いさんからこういう突込みが入ったのです。
「化合物Dから効果Cが得られるっていう証拠はどこにあるんだ」と。

処理Bによって効果Cが現れたことと、処理Bによって化合物Dが生成したことは証拠があります。
しかし、確かに化合物Dと効果Cを直接結びつける物証は無かったのです。
自分としては、発明の提案を受けた時点から前提条件として考えていたので、かなり面食らいました。

とりあえず、
「化合物D以外に効果Cを奏するような要素は発見できなかった。だから、状況証拠から化合物Dが効果Cに関係していることは確実だ」
という反論をしたのですが、なかなか納得してもらえませんでした・・・。

これも含めて、今回のプレゼンでは色々と勉強になりましたね。
特に、疑り深い人を納得させるのは大変だってことです(笑

2008/07/28 (Mon)
前に書いた、明細書作成についてのプレゼンが、ついに明日に迫りました。

ここまで、先輩や上司から色々アドバイスをもらい、資料を推敲し、さらに4回の予行演習をやってまさに万全の状態!


・・・と思いきや、実はそうでもなかったりします・・・。

質問対策が不十分だし、私のプレゼンもスムーズだとは言えません。
まあ、こういうのは突きつめ出すとキリが無いんですけどね。

とりあえず、今から対策をがんばって、ばっちりプレゼンできるようにします。


っていうか、ブログなんか書いてる場合じゃないだろって話ですが(笑
2008/07/23 (Wed)
昨日は知財部の集会があるってことで、本社まで出ました。
いやぁ、毎度のことながら、出張は胸が躍るなぁ(笑

昼休みに、数ヶ月ぶりに本社勤務の友人と会うことができたりと、楽しかったです。


集会では、おエライさんのお話がありました。
その中で、
「特許出願の件数に対して、審査請求をするのが半分くらいしかない。こんな無駄なことをしていてはダメだ。」
というコメントがありました。

確かに、審査請求をしない出願というのは、審査がされぬまま出願日から3年経過後にみなし取り下げがされてしまいます。(特許法48条の3第4項)
従って、そんな出願に対して、明細書の案文を練ったり、発明者と話したするのに費やした時間は無駄であるというわけです。

しかし、これは結果論にすぎないと思います。
何故なら、出願して、審査請求をする時点で初めて先行文献が見つかる場合があります。
加えて、技術動向の変遷から特許を取る必要がなくなるという出願もあります。
このような出願が、どうしても全出願に対して一定数存在するわけです。

進歩性の主張が難しく審査に通らないような出願や特許を取っても意味の無い出願に対して、わざわざ審査請求をする必要があるのでしょうか?
ちなみに出願にかかる費用に対して、審査請求にかかる費用は圧倒的に高いです。(※参照)
従って、費用対効果の面で、あえて審査請求をしない意義があるわけです。
さらに、拒絶理由対応などで、これ以上時間をとられないようにするという意味もあります。
つまり、審査請求をしないという選択は、ある意味損切りなのです。

上記のような理由で、審査請求をするべき出願と、そうでない出願を選り分けるのも知財部員の重要な仕事であると思うんですがどうでしょう?

もっとも、おエライさんに言わせれば、出願前に完璧に先行文献調査をして、必要なものだけ出願しろってことなんでしょうけどね。


※出願料=15000円
審査請求料=168600円+(請求項の数×4000円)
(2008年7月現在)
参考:産業財産権関係料金一覧(2008年6月1日以降)
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