ブログ移転しました!→ 知財部員を辞めた人のブログ < http://ume-patent.com >
社会人7年目の知財担当者がつづるブログです!2012年に大手メーカーの知財部からIT系企業の法務部に転職。知財担当者の日常や知財実務、書評、キャリアプラン等が主なネタ。
プロフィール
UME(管理人)
某IT系企業の知財担当者。
社会人7年目(2013年現在)。
学生時代に一念発起して、弁理士の勉強を開始し、翌年、見事合格!
さらに翌年、大手電気メーカーの知財部に就職し、特許権利化を約5年間担当。
2012年、新天地を目指して、IT系企業の法務部に転職!
このブログを通して、知財部員の生き様が垣間見えれば幸いです。
ご意見、ご感想、相互リンクの申し出などお気軽にご連絡下さい!
(なお、確認するまで時間がかかるおそれがあるので、直にブログにコメントして頂いた方が確実です。)
e-mail:tizaibunositappa■yahoo.co.jp
(■に@を入れて下さい)
■twilog
某IT系企業の知財担当者。
社会人7年目(2013年現在)。
学生時代に一念発起して、弁理士の勉強を開始し、翌年、見事合格!
さらに翌年、大手電気メーカーの知財部に就職し、特許権利化を約5年間担当。
2012年、新天地を目指して、IT系企業の法務部に転職!
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2009/02/15 (Sun)
久々に書評でもしてみようってことで、「雲の果てに」を紹介します!
(実は、昨年末の時点で購入していたのですが、読む機会を逃して、本棚に積んでました・・・)
前作の「雲を掴め」は、富士通とIBMの交渉の舞台裏をつづった意欲作でしたが、本書はそれの続編にあたります。
→ 雲を掴め(書評)
IBMとの壮絶な交渉がようやくまとまり、互換ソフトウェア開発をさらに展開させようと意気込む富士通。
しかし、一旦落ち着いたかに見えたIBMとの紛争が、徐々に再燃し始めます。
決定的な対立を回避しようと、主人公の伊集院は東奔西走しますが、ついにこの争いがAAA(American Arbitration Association )による仲裁訴訟に持ち込まれます。
果たして富士通はビジネスを継続することができるのか?
前作以上のスケールの大きさと、胃が軋むような緊張感を伴ったストーリーに圧倒されます。
さすが、本書の帯に書いてる、「雲を掴めは序章に過ぎなかった!」という謳い文句は、伊達ではありません!
本書で一番印象に残ったのは、伊集院をはじめとする富士通社員の壮絶な働きぶりですね。
登場人物が次々と過労で倒れたり入院したりします。
それでも、なお、病院のベッドの上で仕事をやろうとする・・・。
今の時代に、これ程会社のために情熱を持って働くことができる人間が何人いるでしょうか?
このような人間ドラマ的な部分も、本書の見逃せないところです。
物語の最後に、グーグルとマイクロソフトの争いに触れ、グーグルが開発中のアンドロイドがマイクロソフトの脅威となっていると著者は述べています。
そして、インタフェースや互換などがこの戦いの争点になるだろうとも。
つまり、時代の先端を行くIT企業同士の争いの本質は、富士通とIBMの争いの時代から何ら変わっていないというのです!
う~ん、深い・・・。
契約、交渉に携わる人間のみならず、全てのビジネスマンに対して、前作と併せて本書を読まれることをお勧めします。
交渉テクニックや契約の心構え、果てには企業のあり方、国の政策、今後のIT企業の動向等に非常に多くの示唆を与えてくれる素晴らしい本です。
■関連
・パテントトロール~特許マフィアに狙われた日本企業の行方~
・雲を掴め 富士通・IBM秘密交渉
・マルナゲ―企業特許の真実
・知財の利回り
・死蔵特許
かってのIBMとかっての富士通の知財戦争
引き際の美学
↑ 応援どうぞよろしく!
(実は、昨年末の時点で購入していたのですが、読む機会を逃して、本棚に積んでました・・・)
前作の「雲を掴め」は、富士通とIBMの交渉の舞台裏をつづった意欲作でしたが、本書はそれの続編にあたります。
→ 雲を掴め(書評)
IBMとの壮絶な交渉がようやくまとまり、互換ソフトウェア開発をさらに展開させようと意気込む富士通。
しかし、一旦落ち着いたかに見えたIBMとの紛争が、徐々に再燃し始めます。
決定的な対立を回避しようと、主人公の伊集院は東奔西走しますが、ついにこの争いがAAA(American Arbitration Association )による仲裁訴訟に持ち込まれます。
果たして富士通はビジネスを継続することができるのか?
前作以上のスケールの大きさと、胃が軋むような緊張感を伴ったストーリーに圧倒されます。
さすが、本書の帯に書いてる、「雲を掴めは序章に過ぎなかった!」という謳い文句は、伊達ではありません!
本書で一番印象に残ったのは、伊集院をはじめとする富士通社員の壮絶な働きぶりですね。
登場人物が次々と過労で倒れたり入院したりします。
それでも、なお、病院のベッドの上で仕事をやろうとする・・・。
今の時代に、これ程会社のために情熱を持って働くことができる人間が何人いるでしょうか?
このような人間ドラマ的な部分も、本書の見逃せないところです。
物語の最後に、グーグルとマイクロソフトの争いに触れ、グーグルが開発中のアンドロイドがマイクロソフトの脅威となっていると著者は述べています。
そして、インタフェースや互換などがこの戦いの争点になるだろうとも。
つまり、時代の先端を行くIT企業同士の争いの本質は、富士通とIBMの争いの時代から何ら変わっていないというのです!
う~ん、深い・・・。
契約、交渉に携わる人間のみならず、全てのビジネスマンに対して、前作と併せて本書を読まれることをお勧めします。
交渉テクニックや契約の心構え、果てには企業のあり方、国の政策、今後のIT企業の動向等に非常に多くの示唆を与えてくれる素晴らしい本です。
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・雲を掴め 富士通・IBM秘密交渉
・マルナゲ―企業特許の真実
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雲の果てに―秘録 富士通・IBM訴訟
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伊集院 丈
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 252985
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おすすめ度の平均:
事業管理部長(コントローラ)の理想像かってのIBMとかっての富士通の知財戦争
引き際の美学
↑ 応援どうぞよろしく!
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