ブログ移転しました!→ 知財部員を辞めた人のブログ < http://ume-patent.com >
社会人7年目の知財担当者がつづるブログです!2012年に大手メーカーの知財部からIT系企業の法務部に転職。知財担当者の日常や知財実務、書評、キャリアプラン等が主なネタ。
プロフィール
UME(管理人)
某IT系企業の知財担当者。
社会人7年目(2013年現在)。
学生時代に一念発起して、弁理士の勉強を開始し、翌年、見事合格!
さらに翌年、大手電気メーカーの知財部に就職し、特許権利化を約5年間担当。
2012年、新天地を目指して、IT系企業の法務部に転職!
このブログを通して、知財部員の生き様が垣間見えれば幸いです。
ご意見、ご感想、相互リンクの申し出などお気軽にご連絡下さい!
(なお、確認するまで時間がかかるおそれがあるので、直にブログにコメントして頂いた方が確実です。)
e-mail:tizaibunositappa■yahoo.co.jp
(■に@を入れて下さい)
■twilog
某IT系企業の知財担当者。
社会人7年目(2013年現在)。
学生時代に一念発起して、弁理士の勉強を開始し、翌年、見事合格!
さらに翌年、大手電気メーカーの知財部に就職し、特許権利化を約5年間担当。
2012年、新天地を目指して、IT系企業の法務部に転職!
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2011/11/28 (Mon)
今回もあんまし知財と関係ない話ですが、あしからず・・・。
グローバル化の時代が叫ばれて久しい昨今ですが、それに対応して、日本企業が求める社員像として「グローバル人材」なる表現が登場するようになっています。
まあ、グローバルな舞台においても、活躍できるような人材という意味ですかね。
(先日新宿で行われた就活をぶっこわせデモでは、「グローバル人材(笑)」と揶揄されていましたが(笑))
自分の中でも、グローバルに仕事をすることには興味があり、英語を勉強したり、グローバル化をテーマにしたような本を読んだりしています。
というわけで、今日は、私が最近読んだグローバル人材に関する本を2冊ほど紹介しようと思います。
まず、1冊目は、内永ゆか子氏の「日本企業が欲しがるグローバル人材の必須スキル」です。
内永氏は、IBMの取締役を経て、現在はベルリッツのCEOをしているという方。
本書では、内永氏が自身の体験に基づいて、グローバルのビジネスシーンはどのようなものなのか?多くの日本人にとって何が問題になるのか?ということが述べられています。
2冊目が、キャメル・ヤマモト氏の「世界標準の仕事術」です。
グローバルなビジネスシーンへの考え方については、上記の本とほぼ同じですが、こちらは、プロジェクトマネージメント等の仕事術の方により重点を置いているかんじ。
どちらの本にも共通して書かれているのは、「英語ができる人=グローバル人材」ではないということです。
それよりもむしろ、国際社会におけるビジネスの進め方を理解している方がよっぽど大事であると説きます。
グローバルなビジネスシーンにおいては、メンバーそれぞれのバックグラウンドが全く異なっており、ゼロベースでのコミュニケーションを行うことが求められます。
つまり、自分と相手に共通する背景知識が何も無いことを前提にして、適宜必要な説明を行なったり、合意事項等を言葉で逐一確認したりするような姿勢が必要になってきます。
また、相手を説得するためには、事実に基づいた論理的な説明をしなければなりません。
ロジックこそが、英語をも超える共通言語というわけです。
一方、この様な場においては、日本的なやり方は通用しません。
例えば、「雰囲気で察しろ」とか、「今まではこうしているからそのやり方に従ってくれ」、みたいなかんじの仕事の進め方です。
この様なやり方は、メンバーが同質的(同じ日本人で、多くの場合男性)であることを前提としており、当然バックグラウンドが違う人からすれば、ちんぷんかんぷんなのです。
で、英語についてですが、上述した2冊の本ではいずれも、「そこそこの英語力があれば良い」としています。
やはり、いくら英語が流暢に話せても、グローバル流のビジネスの進め方ができていなかったり、肝心な伝えるべき中身が無ければ、ビジネスはままならいということです。
むしろ、英語のノンネイティブが多く参加するグローバルなビジネスシーンにおいては、難しい言い回しを廃したシンプルな英語「グロービッシュ」を使うというという試みすらあるそうです。
これらの本を読んでなるほどと思ったんですが、これって、言うは易く行うは難しですよね。
自分は外人と議論しながら仕事を進めたというような経験が皆無ですが、実際に上で述べたようなやり方で仕事をやるとなったらかなりエネルギーがいるんだろうなぁと思いました。
ましてや、自分がリーダーになって、様々な外人のメンバーを引っ張っていくなんて、とてもできるようになる気がしませんし・・・。
なかなか、グローバル人材ってのは甘くない!というのを思い知りました。
ツイート
グローバル化の時代が叫ばれて久しい昨今ですが、それに対応して、日本企業が求める社員像として「グローバル人材」なる表現が登場するようになっています。
まあ、グローバルな舞台においても、活躍できるような人材という意味ですかね。
(先日新宿で行われた就活をぶっこわせデモでは、「グローバル人材(笑)」と揶揄されていましたが(笑))
自分の中でも、グローバルに仕事をすることには興味があり、英語を勉強したり、グローバル化をテーマにしたような本を読んだりしています。
というわけで、今日は、私が最近読んだグローバル人材に関する本を2冊ほど紹介しようと思います。
まず、1冊目は、内永ゆか子氏の「日本企業が欲しがるグローバル人材の必須スキル」です。
内永氏は、IBMの取締役を経て、現在はベルリッツのCEOをしているという方。
本書では、内永氏が自身の体験に基づいて、グローバルのビジネスシーンはどのようなものなのか?多くの日本人にとって何が問題になるのか?ということが述べられています。
2冊目が、キャメル・ヤマモト氏の「世界標準の仕事術」です。
グローバルなビジネスシーンへの考え方については、上記の本とほぼ同じですが、こちらは、プロジェクトマネージメント等の仕事術の方により重点を置いているかんじ。
どちらの本にも共通して書かれているのは、「英語ができる人=グローバル人材」ではないということです。
それよりもむしろ、国際社会におけるビジネスの進め方を理解している方がよっぽど大事であると説きます。
グローバルなビジネスシーンにおいては、メンバーそれぞれのバックグラウンドが全く異なっており、ゼロベースでのコミュニケーションを行うことが求められます。
つまり、自分と相手に共通する背景知識が何も無いことを前提にして、適宜必要な説明を行なったり、合意事項等を言葉で逐一確認したりするような姿勢が必要になってきます。
また、相手を説得するためには、事実に基づいた論理的な説明をしなければなりません。
ロジックこそが、英語をも超える共通言語というわけです。
一方、この様な場においては、日本的なやり方は通用しません。
例えば、「雰囲気で察しろ」とか、「今まではこうしているからそのやり方に従ってくれ」、みたいなかんじの仕事の進め方です。
この様なやり方は、メンバーが同質的(同じ日本人で、多くの場合男性)であることを前提としており、当然バックグラウンドが違う人からすれば、ちんぷんかんぷんなのです。
で、英語についてですが、上述した2冊の本ではいずれも、「そこそこの英語力があれば良い」としています。
やはり、いくら英語が流暢に話せても、グローバル流のビジネスの進め方ができていなかったり、肝心な伝えるべき中身が無ければ、ビジネスはままならいということです。
むしろ、英語のノンネイティブが多く参加するグローバルなビジネスシーンにおいては、難しい言い回しを廃したシンプルな英語「グロービッシュ」を使うというという試みすらあるそうです。
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